必要幻想

櫃田珠実 Tamami Hitsuda
http://www.land-net.com/stone/hitsuda/hitsuda_tamami.html

1958年高松市生まれ。愛知県立芸術大学美術学部(油画専攻)大学院修了。1997年 英国王立美術大学院(RCA)修了−MA取得 1982年より絵画、版画、による平面 作品とインスタレーションによる発表活動をおこなう。1996年より写真とコンピューターを使った作品を制作。1997年 Zellda CheatleGallery‘The bed show’その他ロンドンでグループショウに出品。98エプソンカラーイメージング大賞写 真部門大賞。1999年小山登美夫ギャラリ−にて個展。EPSON MAXART超現実主義(ラフォーレミュジアム原宿)。今回はデジタル出力による写 真作品と絵画を出品する。

 

バラは「名前をつけて保存」すること−私的幻想の共同化
いったい幾千幾万種類のバラがこの世界に存在するのか。それは想像を超えた数 になるに違いない。わずかな差異を求める狂信的な愛好家と流行をつくり出そうと するブリーダーによって、人工交配は繰り返され、新しい名前をもって生まれ続けている。起源は中国の芍薬か日本のハマナスとも伝えられるこの花は、美の象徴と して、世界を幻想の渦に巻き込んだ。 すべてのバラは名前を持つ。命名されることで幻想の結実は「存在」をとどめることになるというのだろうか。

the name of the rose

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