FMS+RADIO
Coutesy.Spiral/Wacoal Art Center


exonemo(エキソニモ)
http://www.exonemo.com

千房けん輔・赤岩やえによる二人組 1996年より、インターネット上で、ネットワークを強く意識した作品作りを始める。製作の拠点はwww.exonemo.com。最近はインターネットに接続されたインスタレーション製作も始める。 出品予定作品「http://www.exonemo.com/FMS+RADIO/」はインターネット上を検索し、見つかったウェブページのデータを解体して、画面 にバラバラに表示していく、FragMental Storm というソフトウェアと、それを操作する為のインターフェイスとしてラジオを組みあわせ、情報のズレ、ゆがみ、発生、など様々な状態を作り出す。

 

●FMS+RADIO
コンピュータによって、映像とラジオの音が交互に切り替えられ続けている。 ラジオの音がアクティブになった瞬間、その音声は音声認識ソフトによって テキストに変換され、ラジオの音が消えた瞬間、画面に表示される。音声認 識は半ば強引にラジオのノイズですら日本語として解釈する。 目から耳、耳から目へと交互に意識は移動し続ける。そして、ある一定の時 間ごとにラジオからのテキストを元にしたインターネットの検索が始まり、 次々と見つかったウェブサイトから画像のみが引き出され、画面に現れ始め る。 延々と繰り返され続ける情報の解体−再構成、その様子を見ている側は頭の 中で、情報の断片に違った意味が与えられていくのを感じるかもしれな
い。 ないかもしれない。

●DISCODER
普段何気なくみているWebページは、HTMLというプログラムに似た言語で作 られている。DISCODERは、キーボードから入力された文字をあるウェブペー ジのHTML内に強引に進入させることで、プログラムに矛盾・混乱・バグを発 生させ、ページを崩壊させてしまうソフトウェア。 99年より資生堂CyGNetで公開 。 http://www.shiseido.co.jp/cygnet/

あるシステムにたった一片のゴミが混入することで、予想を上回る混乱がシ ステム全体に行き渡ることがある。とくにコンピューターの世界ではたった 一文字のミステイク(=バグ)がプログラムを破壊することは常識的なこと である。DISCODERはこういったバグによる事故をただネガティブにとらえる だけじゃなく、バグを一つの進化のチャンスとして考える。 通常の世界でも、ハプニングから新しい価値観が生まれる事があるように、 Webページも、もともとのデザインがバグによって破壊されたときに、通常の 破壊とは違った新しい姿を見せてくれる。 DISCODERのインスタレーション・バージョンは、入力装置としてキーボード にマウスが浸食したものに接続され、入力という行為そのものも混乱させる。

 

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